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音 読 絵 本

  

 あかつき幼稚園では、読書習慣を身に付け本好きの子になってほしいという願いから、平成18年4月から、新しく「読書好きを育てるための音読絵本」の指導がスタートしました。

 子どもたちは、音読絵本を通して、絵本に対する興味・関心が育ち、やがて本に親しむ態度が育ちます。 そして、本に親しむ態度を通して、将来人生を堂々ときり拓いていく力、高い意識と高い意欲を持った人間を育てることを目的とする、たいへん遠大な志を持った保育です。

 音読絵本は、あかつき幼稚園のミッションである「21世紀を豊かに、幸せに…」の中の、主として「豊かに」の部分に大きく資する保育として導入されました。 ここでいう豊かにとは、経済的な豊かさをも意味しています。

 ここで、元マイクロソフト日本法人社長の成毛眞(なるけ・まこと)さんの言葉を引用いたしましょう。

『私は「能力ある人を峻別する(際だってはっきりと分ける)目安が読書をするか、しないか」だと思っています。 別の言葉でいえば、人としての基礎能力である教養の多くは読書を通じて培われるからです・・・』

 また、出典は忘れてしまいましたが、「人間とは、それまで読んできた本の総計である」という言葉もあります。 このように「本を読む」という活動が、人生に与える影響、お子様の将来の運命に与える影響は大きいのです。

「でも、お勉強みたいで、子どもたちイヤがるんじゃないかしら?」

 いいえ、年少さんをはじめ子どもたちは音読絵本が大好き!  なぜなら、まず第一におもしろい!  それと、音読指導の保育では「間違えてる」とか、「読みなさい」とか、「○○しなさい」が一切ありません。(もっとも、違うページを開いているときは、それとなく、なおしてあげますが‥‥) 本好きにしてあげるのだ、という基本を何よりも大切にしているからです。

 子どもたちにはぜひ、絵本大好き、本大好きな子になってほしいと願っています。 無理することも慌てることも一切ありません。 本好きになれば、あとは自分でいろいろな本をどんどん読んでいくようになるからです。





さらに、本格的にお子さんの国語力を高めたいとお考えの方には、課外教室『エンピツらんど』があります。



エンピツらんど